アメシストを使った一生物のジュエリーを
透明感のあるパステル調のローズカラーから深みのあるパープル、すみれ色をしたアメシストは、かつて酩酊を防ぐためのお守りと考えられていた神秘的な宝石です。
アメシストに関する神話では、ワインのゴブレットの元になっているため酩酊を防ぐという伝説もあるほどです。
そのパープルカラーは、はるか昔の時代にも高貴なもののシンボルとして捉えられてきました。
ファラオをはじめとする王家の貴族も、宗教指導にあたるものたちもその高貴な色を好んで身につけたのです。
紫色への人々の敬意はローマ時代に遡って確認されています。
勝利をした際には、皇帝が紫色の衣服に着替えたと言われています。
装飾性の高い宝石として紀元前の時代からアメシストを埋め込んだ指輪を愛用していた皇族の記録もあります。
成分を確認すると鉄分とアルミニウムから組成されており、結晶の大きいクオーツとなっています。
産地によって彩度の違いがあり、色の濃さにも影響を及ぼしています。
18世紀のフランスとイギリスで特に人気が高く、裕福な貴族たちがこぞって大金を叩いて手に入れようとしたそうです。
値段が高騰する中、美しく輝くジュエリーを身につけるものには賞賛の意を持つものが後を絶ちませんでした。
また、バイカラータイプではラベンダー色と白色水晶の白が美しく融合したものもあります。
形成の途中で環境の変化が起きて、色の元となる物質が異なる色の層を作り出すのです。
異なる色のコントラストが美しさを際立たせています。
